この記事は初心者でも、すぐにポーカーで遊べるように解説しています。
また基本的なことのみ紹介しているので、難しい内容は省いています。
ポーカーの歴史・起源
ポーカーの起源については他のテーブルゲームと同様、様々な説がありますが今回は通説とされることの多い歴史を紹介します。
起源:ペルシアの「アース・ナース」というゲーム
1850年代:現在の日本でも遊ばれることの多いポーカー「ドローポーカー」が誕生
1860年代:アメリカで家庭用として「ファイブ・カード・スタッド・ポーカー」が誕生、及び流布するようなる
1930年代:「セブン・カード・スタッド・ポーカー」が流布
1900年代後半:カジノの本場である米国において、多くの人口がプレイしているポーカー「テキサス・ホールデム・ポーカー」が醸成されるに至る
それでは、それぞれ解説していきます。
現在の通説ではポーカーの起源は、ペルシアのアース・ナースというゲームであると言われています。
アース・ナースのルールは多少現在のポーカーとは差異があるものの、おおよそ似通っていることから、この説が支持されています。
ふと思ったのですが、このアース・ナースという名前。
ペルシア付近にあるインドでの現在の宗教は、ヒンドゥー教ですが昔はバラモン教という名前でした。
そしてバラモン教では「アースティカ」「ナースティカ」という正統と異端を区別する用語が存在するのです。
バラモン教といえばカースト制度「バラモン・クシャトリア・ヴァイシャ・シュードラ」が有名です。
何か関係があるのでしょうか……という説を1つ、ここで挟んでおきます。
そして1850年代、現在の日本でも遊ばれることの多いポーカーのルールが誕生します。
これがドローポーカーと言われるルールです。
詳しいルールに関しては、後半で解説しています。
次に誕生したのがファイブ・カード・スタッド・ポーカーです。
これは後述するテキサス・ホールデムと多少似ていますが、最初の1枚目のカードは伏せた状態で配り、2枚目以降は表向きに配られるというルールになっています。
ただ現在のアメリカやマカオなどのカジノでは主にテキサス・ホールデムが遊ばれているため、このファイブ・カード・スタッド・ポーカーは遊ばれていません。
次に紹介するセブン・カード・スタッド・ポーカーは、テキサス・ホールデムが生まれるまで、世界中で最もプレイ人口の多かったルールです。
現在でもアメリカの一部のカジノでは、遊ばれています。
そして最後に現在、世界中で最もプレイ人口の多いルール、テキサス・ホールデムが誕生しました。
このテキサス・ホールデムについて、次の項目で紹介します。
テキサス・ホールデムの基本ルール及び流れ
現在、世界で一番プレイ人口が多いルールであり、とても人気があるポーカーが「テキサス・ホールデム」です。
これは日本でよく遊ばれるポーカーとはルールが異なるので、日本人にはあまり馴染みがないかもしれません。
まず準備として1組52枚のトランプカードを用意します。
ゲームが始まるとプレイヤーには、それぞれ2枚ずつのカードが伏せられた状態で配られます。
ゲームマスター(カジノではディーラーと言い、プライベートであれば誰でも良い)は、場に5枚のカードを表向きに出します。
各プレイヤーは、その5枚のカードと自分の持っている2枚のカードを用いて役を作り、他のプレイヤーと勝負します。
分かりやすく5枚のカードを表向きに、と一括りに言いましたがゲームの流れが存在するので説明します。
- プレイヤーに2枚のカードが伏せられて配られる
- このとき自分のカードを見て負けそうだったら降りる(降参)ことができる
- プレイヤーのベットが終わったらディーラーが3枚のカードを表向きに出す
- 自分のカード2枚と3枚のカードを合わせて更にベットするか降りるか決める
- プレイヤーのベットが終わったらディーラーが1枚のカードを表向きに出す
- 自分のカード2枚と4枚のカードを合わせて更にベットするか降りるか決める
- プレイヤーのベットが終わったらディーラーが1枚のカードを表向きに出す
- 残っているプレイヤーは自分のカード2枚と場のカード5枚で勝負する
- 役が強い人の勝ち
役の解説は後述致します。
このテキサス・ホールデムはとても奥が深いポーカーですが、基本的なルールを覚えるだけで、すぐに遊べます。
\ 最大650ドル返金 /
ポーカーの役
この項目ではポーカーの役を弱い順に紹介していきます。
1組52枚のカードから5枚のカードを選ぶ組み合わせは2,598,960通りです。
またマークによる優劣はありませんが、数字による優劣があります。
A(エース)が一番強くて「K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2」の順に弱くなっていきます。
High Card(ハイカード)
No Hand(ノーハンド)とも言い、日本では「ブタ」という言い方が一般的です。
何も役が揃っていない手札のことですが一応、役として扱われます。
参加しているプレイヤー全員がハイカードだったら数字の優劣で勝敗を決めます。
- 1,302,540通り
- 約50%
One Pair(ワンペア)
同じ数字のカードが2枚揃った状態のことです。
残り3枚のカードは全てバラバラです。
ワンペアの勝負になったら数字の優劣で勝敗を決めます。
例えば「Aのワンペア」と「2のワンペア」ではAのワンペアの勝ちです。
- 1,098,240通り
- 約42.25%
Two Pair(ツーペア)
同じ数字のカードが2枚ずつ揃った状態のことです。
AとKのツーペアが一番強く、2と3のツーペアは一番弱くなります。
ここで1つ補足しておくと、どんなワンペアよりもツーペアの方が強いです。
例えばワンペア最強のAのワンペアと、ツーペア最弱の2と3のツーペアだと後者の方が強いということです。
これは基本的なルールですが、とても重要です。
- 123,552通り
- 約4.75%
Three Card(スリーカード)
同じ数字のカードが3枚揃った状態のことです。
このスリーカードも前述したように、どのツーペアよりも強い役になります。
またAのスリーペアが最強です。
- 54,912通り
- 約2.1%
Straight(ストレート)
スートの種類(スペード・ハート・ダイヤ・クローバー)に関係なく、5枚のカードの数字が連続している役です。
例えば「5・6・7・8・9」という持ち札において、スートがバラバラだとこのストレートになります。
ここで大事なのは、KとAと2の連番は不可能ということです。
- 10,200通り
- 約0.39%
- 〇:A・10・J・Q・K(Aハイストレート・最強のストレート)
- 〇:A・2・3・4・5(5ハイストレート・最弱のストレート)
- ×:K・A・2・3・4
- ×:Q・K・A・2・3
- ×:J・Q・K・A・2
Flash(フラッシュ)
手持ち5枚のカードが同じスートで揃っている場合は、数字に関係なくフラッシュという役です。
複数のプレイヤーがフラッシュだった場合は、数字の強弱で勝敗を決めます。
このとき1番強いカードも同じだったら、次に強いカードで勝敗を決めます。
また意外かもしれませんが、このフラッシュはストレートよりも強い役です。
- 5,148通り
- 約0.20%
Full House(フルハウス)
ワンペアとスリーカードが揃っている手札のことをフルハウスと言います。
複数のプレイヤーがフルハウスだった場合は、まずスリーカードの数字の強弱で勝敗を決めます。
もしスリーカードも同じ数字だったら、ワンペアの数字の強弱で勝敗を決めます。
ただスリーカードが被るのは、コミュニティカードがあるポーカーのみです。
- 3,744通り
- 約0.14%
Four Card(フォーカード)
同じ数字のカードが4枚、つまり全スートを集めた役です。
当然ながらAのフォーカードが1番強いです。
- 624通り
- 約0.024%
Straight Flash(ストレートフラッシュ)
同じスート、さらに数字が連続している手札のことで、つまりストレートとフラッシュが同時に起こっている役です。
複数のプレイヤーがストレートフラッシュだった場合は、数字の強弱で勝敗を決めます。
なお1番強いストレートフラッシュは、下記のロイヤルストレートフラッシュです。
ストレートフラッシュは揃えることがとても難しいので、ポーカーの中で2番目に強い役になります。
- 40通り
- 約0.0015%
Royal Straight Flash(ロイヤルストレートフラッシュ)
ポーカーにおける最強の役がロイヤルストレートフラッシュです。
ロイヤルという名前からも、かなり高貴な役であることが伺えると思います。
これは前述したストレートフラッシュにおいて手札が「A・K・Q・J・10」で、さらにスートが「スペード・ハート・ダイヤ・クローバー」のいずれかで揃っていなければなりません。
ジョーカー抜きのポーカーで、この役を揃えるのはとても困難です。
(ジョーカーがあっても難しいですが…。)
- 4通り
- 約0.00015%
ポーカーの攻略法
ポーカーは何と言っても運が必要です。
もちろんテクニックも大切ですが、良いカードを引き寄せる運が最も重要と言えるでしょう。
それから全部の勝負で勝とうとしないでください。
弱い手札しかなかったら、潔く諦めましょう。
良い手札が配られるまで勝負するのは我慢です。
少しでも利益を出したいなら、下記の手札が揃うまで大きな勝負は控えてください。
- AやKが2枚以上
- 同じスーツが3枚以上
- 同じ数字が2枚以上
- 3連続の数字
上記を守るだけで、勝率が高くなります!
中々揃うことはありませんが、意外とチャンスはやってくるものなのでじっくり待ちましょう。
ポーカーの種類
現在のポーカーは、主に3種類に大別できます。
- スタッドポーカー
- ドローポーカー
- フロップポーカー
では、それぞれ解説していきます。
スタッドポーカー
スタッドポーカーは、プレイヤーの手札を何枚かオープンにして勝負するポーカーです。
また配られたカードは交換できません。
- セブンカード・スタッド
- ファイブカード・スタッド
- ラズ
ドローポーカー
このドローポーカーは、おそらく日本で家庭的に行われることの一番多いルールです。
この記事を読んでいる方も、このルールなら知っているかもしれません。
まず最初に5枚のカードが、プレイヤーにのみ見える形で配られます。
次にプレイヤーは、自分の要らないカードを捨てて新しいカードを引きます。
もちろんカードを交換しなくても大丈夫です。
ここで5枚全てを交換したり役が完成しているから交換しなかったりと、重要な分岐点になります。
百聞は一見にしかず、百見は1ゲームに如かずなので、まずは一度ドローポーカーで遊んでみましょう!
フロップポーカー
フロップポーカーは、テキサスホールデムを含むコミュニティカードポーカーと呼ばれ、主にカジノで遊ばれるルールです。
- テキサスホールデム
- オハマホールデム
- パイナップル
- クレイジーパイナップル
- ウォーターメロン
- レットイットライド
まとめ:ポーカーの歴史は古く種類が豊富で、とても奥が深い!
ポーカーは家族や友人と気軽に遊べるテーブルゲームです。
あまり遊んだことがない方は、トランプを買って遊んでみましょう!
みんなでプレイすると、とても盛り上がります!
慣れてきたら、ぜひオンカジで挑戦してください。
オンカジなら世界中のランドカジノでポーカーを楽しめます!
そしてロイヤルストレートフラッシュを目指しましょう!
\ 50%入金補償 /
評判&口コミ