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オンカジはインターネットの普及とともに始まった!その歴史を詳しく解説!

オンカジはインターネットの誕生とともの出現した

美しいグラフィックやライブ映像とともにカジノゲームを楽しめるオンカジ

今やスマートフォンがあればどこでも簡単に楽しむことができます。

ところでこのオンカジがどのように始まったのか興味はありませんか?

その起源はイギリス領の小さな島国に遡ります。

そこでどのように誕生したのか、さらにライブカジノはいつ頃から行われるようになったのかを紹介します。

目次

オンラインギャンブルライセンスの法律が制定される

オンラインギャンブルライセンスの法律が制定される

オンカジのサービスを提供するにあたって、まずライセンスを発行する法律を制定するところから始まりました。

1994年にイギリス連邦加盟国の「アンティグア・バーブーダ」において、世界で初めて「オンカジ運営ライセンス」を発行するための法律が制定されました。

この法律が制定された日こそ、オンカジの始まりと言えるでしょう。

また初めてライセンスを発行するための法律が制定されたということもあり、アンティグア・バーブーダのライセンスは信頼度が高く、ジブラルタルやマン島、マルタ共和国と共にとても人気があります。

1994年といえば、1993年にインターネットの商用利用が解禁されて「モザイクブラウザ」がリリースされたあと、世界で初めての検索エンジン「WebCrawler」がリリースされた年です。

つまり、インターネットが一般に普及し始めたタイミングで、早くもインターネット上のカジノであるオンカジのライセンスを発行する準備がなされたことになります。

なお、この頃の日本では初代プレイステーションが発売されたり、松本サリン事件が起きたり、ナリタブライアンが日本競馬史上5頭目の三冠馬になるなどの出来事がありました。

しかし、なぜインターネットが普及し始めたばかりのこのタイミングで、オンカジに関する準備が進められたのでしょうか。

アンティグア・バーブーダがライセンス発行を始めた理由

アンティグア・バーブーダは1981年にイギリスの統治下から独立して、1982年にはオフショア銀行のタックスヘイブンとして人気を集めていました。

その後、同国で国際事業会社法が施行され、カジノ事業が始まります。

それからしばらくアンティグア・バーブーダ政府は、国内のカジノ事業者にライセンスを提供していたのですが、やがてインターネットが普及し始めたことを受けて、オンカジも必ず広まるだろうと未来を見据えていたと考えられます。

そしてオンカジを運営する時に必要となる、ライセンスを発行するための法律を制定したのです。

アンティグア・バーブーダのライセンスを持つオンカジ

日本人向けのオンカジはありません。

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1994年に初のゲームプロバイダーが誕生!

ソフトウェア会社一覧

アンティグア・バーブーダでオンカジのライセンス発行が行われることを受けて、次にゲームプロバイダー(ソフトウェア会社)が誕生しました。

ゲームプロバイダーは、オンカジにカジノゲームを提供するソフトウェア会社です。

最初に設立されたのは「マイクロゲーミング社(MicroGaming)」でした。

カジノのライセンスは、同じくオンカジのライセンス発行を始めたイギリス領マン島で取得しています。

さらに製作するゲームのライセンスは、マルタ共和国で取得しました。

実はマイクロゲーミング社は早くからアンティグア・バーブーダにおいて、オンカジのライセンス発行の準備が進んでいることを知っていました。

そこでその数年前から、オンカジの開発に取り組んでいたようです。

そして1994年に早くも、世界初のオンカジゲームを発表しました。

つまり世界で初めてオンカジのシステムを作ったのは、このマイクロゲーミング社ということです。

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世界初のオンカジ、インターカジノが誕生!

オンカジのインターカジノ

それではマイクロゲーミング社が初めてオンカジを始めたのかというと、そうではありません。

なぜなら開発したオンカジゲームは、まだ商用として稼動するものではなかったからです。

クリプトロジック社の台頭と世界初のオンカジ

マイクロゲーミング社に遅れること1996年、クリプトロジック社(Cryptologic)が設立されました。

このクリプトロジック社はオンライン金融取引システムを開発し、さらにオンカジゲームの開発も進めました。

そして、オンカジゲームのライセンス取得とプレイヤーのサポートを目的とした、子会社のウェイジャーロジック社(Wagerlogic)を立ち上げます。

この両社でオンカジゲーム、決済システム、ユーザーサポートといったプラットフォームが完成したことにより、1996年に世界で初めてのオンカジが誕生します。

それが「インターカジノ(InterCasino)」です。

世界初のオンカジはインターカジノ

このクリプトロジック社と子会社であるウェイジャーロジック社は「アマヤゲーミンググループ」と合併した後に「インターテイングループ」に買収され、現在に至ります。

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マイクロゲーミング社もオンカジを設立

一方で最初にオンカジゲームを作ったマイクロゲーミング社も、オンカジサービス「The Gaming Club」を立ち上げます。

マイクロゲーミング社のザ・ゲーミングクラブ

マイクロゲーミング社によれば、世界初のオンカジサービスはこのThe Gaming Clubとのことですが、実際に稼動を始めたのは1998年でした。

しかしこのマイクロゲーミング社の主張は、決して間違いではありません。

実はマイクロゲーミング社が開発した世界初のオンカジゲームは、1994年に立ち上げられた「casino.co.za」というサイトに1996年に提供されていたからです。

マイクロゲーミング社のカジノコーザ

このサイトは南アフリカ共和国のユーザー専用で、実際にリアルマネーを賭けることができました。

ただ入金方法は、電話でクレジットカード番号を伝える形でした。

そしてこのcasino.co.zaを、買収したゲームプロバイダーがThe Gaming Clubだったのです。

しかしオンカジ史において、世界で初めてのオンカジはインターカジノということになっています。

なぜならcasino.co.zaは決済をオンラインで行っていなかったの対し、インターカジノは現在とほぼ同じシステムで運営されていたからです。

なお最初にオンカジで提供されたカジノゲームは、ルーレットとブラックジャック、そしてスロットでした。

世界中のディーラーと勝負できるライブカジノの始まり

ライブカジノの始まり

オンカジといえば本場カジノさながらに臨場感を楽しめるライブカジノが欠かせません。

その歴史をご紹介します。

最初のライブカジノはポーカーゲーム

1988年「planet poker」というオンカジがスタートしました。

このplanet pokerは今までのプログラムによるカジノゲームではなく、プレイヤー同士がオンラインで対戦できる初めてのライブカジノとされています。

ただ当時のインターネットはまだダイヤルアップ接続であり、とても速度が遅いものでした。

またこの時期に、ジャックポット機能が付いたビデオスロットがリリースされています。

2000年代初頭に本格的なライブカジノが登場

2000年代に入りインターネット回線が高速化したことで、ビデオストリーミング技術が大きく発展します。

その中で誕生したのが、現在のライブカジノです。

1999年に設立されたプレイテック社(Playtech)が2003年にフィリピンでライブカジノスタジオを設立し、世界中のプレイヤーがリアルタイムでテーブルゲームに参加できるようになりました。

以降、NetEnt社やMicrogaming社、EvolutionGaming社といった今では有名なゲームプロバイダーがライブカジノに参入することになります。

そして年々、インターネットの速度がさらに向上し、ライブカジノの品質も高まっていきました。

また2012年には多くのゲームプロバイダーがHTML5へ移行し、パソコンが無くてもカジノゲームのソフトをダウンロードしなくても、スマートフォンで気軽にライブカジノを楽しめるようになりました。

まとめ:オンカジは1990年代から存在する最高のインターネットギャンブル!

オンカジの歴史まとめ

オンカジの歴史は、インターネットの普及と歩調を合わせる形で進歩してきたことが分かります。

そして、世界中のプレイヤーは早い段階でインターネット上でカジノゲームに参加し、インターネット回線の速度向上に伴って、オンカジの品質も向上してきたというわけです。

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