お疲れ様。オンカジブレイカーだ。
今回はオンカジ界では少し風変わりなサイトで知られる「LUC888(ラックトリプルエイト)」を紹介する。
LUC888は簡単に説明すると、インターネット上でお金を賭けてバカラを楽しめるオンラインギャンブルだ。
このバカラと近年市場規模を拡大し続けている「e-Sports」を掛け合わせて誕生したのがLUC888。
まさに今の時代にふさわしいネットコンテンツだと言えるだろう。
そのためか公式サイトには『LUC888は〜(中略)〜WEBゲームです。』と明記されており、LUC888が「WEBゲーム」という新ジャンルを展開しようとしていることが分かる。
ただしオンカジで人気のバカラをメインにしていることを考慮すると、オンカジとの明確な線引きは難しい。
そんな大して知名度が無いLUC888のサービスやクオリティをこの記事では評価していく。
特にLUC888のデメリットやリアルマネーを直接ベットできない点には注目してほしい。
それからLUC888は2022年4月現在、一時休業中ということもあって登録以外何もできない。
サービス再開は2022年7月予定だから、それまでは既存のオンカジをプレイするのが良いだろう。
LUC888のデメリット①:面倒な入出金・RMTというトラブルの温床
まず真っ先に指摘せざるを得ないLUC888のデメリットは、出金手続きが極めて面倒だという点。
これはLUC888独自のゲームチップ(GC)システムが影響している。
LUC888でバカラをプレイするには、マネートレードサイトでゲーム内通貨である「ゲームチップ(GC)」を購入しなければならない。
つまりリアルマネーではプレイできないということ。
いわばオンカジの「入金」にあたるのがこれらのステップになるのだが、いちいち専用のチップを購入しないといけない時点で煩雑さは分かってもらえるだろう。
それは出金も同様だ。
LUC888でバカラをプレイして獲得したゲームチップをリアルマネーに換金する場合も、マネートレードサイトを介して現金化しなければならない。
ここまで聞くとみんなの中には『まるでRMT(リアルマネートレード)みたいだな』と思う人もいるかもしれないが、まさにその通りだ。
そしてこのRMTがLUC888の問題点でもある。
現金とゲーム内アイテムを交換する仕組みであるRMTは、欧州では一般的な収益構造だが、日本では風当たりが強い。
というのも2000年代に入りRMT業者が出現すると、貴重なアイテムが法外な値段でトレードされRMTにマイナスイメージが付いてしまったからだ。
もちろんLUC888はRMTを前提としたゲームシステムになっていて、運営もRMTを認めている形になる。
しかしRMTはプレイヤー間でもトレードができるため、個人の裁量でプレイヤーにトレードを持ちかけることもできる。
よってネット上ではトレードをめぐって、振り込め詐欺などのトラブルが起こることも決して珍しくない。
またマネートレードサイトを介しても、これらはオンカジのようにライセンス取得の義務がないので、安全性が保証されているとは言い難い。
加えてRMTの場合はゲームチップの市場価値がリアルマネーと同じく変動するため、出金時にレートが下がっていると損をすることもある。
この点は日本円のまま入出金ができ、リアルマネーをベットして遊べるオンカジに圧倒的分があるのは間違いない。
よってGCシステムの安全面、そしてGCの流通価値の不安定さを考慮するとLUC888でプレイする旨味はないと言える。
LUC888のデメリット②:ゲームチップの価値とプレイヤーの需要問題
これは先ほども少し触れたが、やはりLUC888はGC(ゲームチップ)でベットするというシステム上、様々な不安定要素がある。
そこでここではGCの流通価値と現金化の問題をもう少し深掘りする。
解説した通り、LUC888ではリアルマネーを「ピクシー」などといったGCをマネートレードサイトで購入しなければバカラをプレイできない。
そして獲得した利益を換金するためには、再度マネートレードサイトを介してGCを売却し現金化しなければいけない。
しかしここにはGCというゲームマネーならではの性質による落とし穴がある。
例えば、もし稼いだGCを購入したいという人が存在しなければどうなるだろう。
当然、GCを売却することができず、手元にはもはや価値のないGCだけが残る。
なぜならLUC888内でしかGCを利用することはできないので、需要がなければGCは通貨価値を失ってしまう。
リアルマネーではないやりとりをする場合には、このように需要と供給でGCの価値が大きく左右されやすい。
また、マネートレードサイト内にGCが大量に流出した場合、GCの価値が大暴落して元値以下でしか売却できないといったケースも十分に考えられる。
LUC888は公式サイト内で『通貨量が一定となるようコントロールしている』と説明しているが、果たしてどこまでその制御が効くのか甚だ怪しい。
そもそもGCの価値が大暴落してもLUC888は何も補償してくれない。
つまりLUC888が通貨量をコントロールする意味はないだろう。
もしLUC888プレイヤーが増えればマネートレードサイトでの売買の動きも加速するかもしれないが、現状その可能性は低いと言わざるを得ない。
なぜなら2019年と少し前にオープンしたが、現状それに見合ったネームバリューを獲得できていないためだ。
よって換金できない可能性があるLUC888よりも、リアルマネーをベットできるオンカジの方が快適に遊べるのは明白だ。
LUC888のデメリット③:突然のサービス一時休業宣言
先ほど、LUC888プレイヤーが増える可能性は現状低いとしたが、その根拠は突然のサービス一時休業宣言にある。
公式サイトから『皆様にご愛顧いただいておりますLUC888のサービス提供について、2022年3月16日7時を持ちまして一時休業することとなりました』とアナウンスされたのだが、これが発表されたのは一時休業開始の2日前である「2022年3月14日」だ
これはいくらなんでも突然すぎるだろう。
一部サービスの一時休業ならまだ許容範囲かもしれないが、これはLUC888全体の一時休業になるため、プレイヤーは期間中一切遊べない。
加えて休業期間は3ヶ月にも渡るとされており、プレイヤーのLUC888離れは間違いなく加速するだろう。
正直、これだけ重大な内容を実施2日前まで黙っていられるのが不思議だ。
そしてこのことから分かるのが、プレイヤーのことをまるで考えていないLUC888の態度だ。
突如サービス終了する悪質オンカジみたいなことをしているようでは、プレイヤーからの信頼は得られないだろう。
まともな運営ならば、せめて1ヶ月前から呼びかけて、プレイヤーに丁寧な説明をするのが筋だ。
まとめ:稼ぎにくいLUC888よりオンカジで稼ぐ
ここまで2019年にオープンした「Eスポーツ×バカラ」をメインとするLUC888について解説した。
LUC888自体の知名度は低いかもしれないが、実はLUC888はオンカジ「カジノオクタゴン」「デュークスカジノ」「ユニバーサルカジノ」の系列だ。
ユニバーサルカジノといえば劣悪なカスタマーサポートでお馴染みだが、LUC888もプレイヤーの都合を無視して、突然の一時休業宣言をするなど、サービスのクオリティは悪い意味で負けていない。
そもそもLUC888が採用しているGCはアクティブプレイヤー数に流通価値が左右されやすい性質上、とても不安定なゲーム内通貨であると言える。
そして入出金の度にマネートレードサイトで換金を繰り返さなければならないことは、オンカジに慣れている我々の想像を絶する煩雑さを伴う。
この点、リアルマネーをそのまま入出金してベットできるオンカジはLUC888にドヤ顔でマウントを取れるだろう。
何よりEウォレット(電子決済)を使えば入金が即座に完了するので、すぐにゲームをプレイできるのもオンカジのメリットだ。
このように、LUC888をリサーチしていると、改めて我々のフィールドであるオンカジの良さを再認識することができる。
総評すると、LUC888はプレイヤー目線に立ったシステム設計が構築できていないため、これまで通り既存のオンカジで稼ぐのがおすすめだ。
バカラ専門だとしてもLUC888はオンカジの足元には到底及ばない。
評判&口コミ